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伊勢ノ国 BLOG
三重県の旅行、あるいは三重県の方が県外に旅行する際に参考になればと。フリー切符や三重県各地の見所・ポイントをアドバイスしていきます。
期待はずれ続きだった、奈良井 〜 甲府まで
313系がこんな遠い木曽山中まで走ってくるのは、なんだか奇妙な気がします。料金表示器も亀山方面の運賃が記載されてました。まあキハ40が新宮まで走っていくことを考えると意外でもないのですが。
相変わらずの混み具合。無人駅では運転手さんが車両から降りて運賃徴収を行っていました。これでワンマンというのは辛いでしょう。
ワイドビューしなのでは、あっさりと通り過ぎていた駅を、今回は各停で停車していきます。JR東海と東日本の境界でもある洗馬駅。どんな駅かと注意してみましたが、何の変哲もない山奥のローカル駅でした。そういえば、高山本線の猪谷駅は、雪が積もるホームを、走って乗り換えた記憶も相まって、妙に印象深いものがあります。
長野県はJR東海・東日本・西日本が乗り入れる変わった県ですが、それには長野県の強い要望により、サービスの低下が無い今の形にされたと聞きます。JR東海が、信濃路フリーきっぷという、大半をJR東日本の管轄内となる便利な切符を出しているのも、その辺の事情があるそうです。
ということで、313系普通列車は松本駅まで、便利に乗換もなく走っていきます。まあ今回私が用のあるのは塩尻駅まで、なんですけど。
塩尻駅です。手前にいるのが塩尻から辰野 間を走るクモハ123。奥に見えるのが、私を奈良井駅からここまで乗せてきてくれた313系です。クモハ123のどぎつさはちょいとしたカルチャーショックです。そう、あの飯田線で出会った119系のような感じですね。比べると分かりますが、313系って、ハンサムな顔をしてますw
塩尻駅のホームにあるぶどう園です。そういえば、塩尻駅に入る前、辺りを観察していますと、駅に近い辺りまで、ぶどう園や果樹園が見えました。果物狩りの情報を検索してみると、塩尻駅は駅周辺に果物狩りが出来る農園が多いのです。駅から歩いていける距離にある農園。良いではないですか。
さらに、奈良井駅からここへ来るまで、蕎麦の白い花を一面に咲かせた畑が、よく見られました。ああ、美味しいお蕎麦を食べたい。そう思って塩尻まで来て、つい、ケチってしまい、塩尻駅の駅そばを食べないで、上諏訪方面の汽車に乗ってしまったのです。これが後で猛烈に悔しい思いをすることになります。
さて、やってきたのはお馴染み115系。「またコイツか」と思いつつ、乗り込みます。
次なる目的地は上諏訪駅。そうです。上諏訪温泉・・・上諏訪駅には足湯もあると聞きます。上諏訪で温泉につかり、それから今晩の宿のある、甲府まで行こう! そんな予定だったのでした。
ええと、すでに述べましたが、本来ならば私は、この上諏訪で宿を取り、翌日、とんぼ返りで中央線を帰る予定でした。それが潰えたのは、上諏訪周辺の旅館が軒並みソルドアウトだったからです。
・・・・なぜ水曜日の時点ですでに旅館が取れなくなったのか?
上諏訪駅に到着し、疲れた足取りで足湯らしきところに向かうと、
「本日は花火大会のため、足湯は12:00まで・・・・」
なんですと?
そうです。上諏訪では花火大会がこの日行われ、それがために旅館がダメになっちゃったんですねー。確かにこの駅で降りるお客さんの多いこと多いこと。疲れててうんざりしてる上に足湯にも浸かれやしねー。私は再び、降りたばかりの汽車に乗り込み、そのまま甲府に向かうことにしました。
さて、この普通列車は甲府までは行かず、茅野駅で終点です。時間があったので、ホームを出て、土産物屋で珍しいブラウンビールを奮発しました。というか酒を入れないと疲れ切ってもう・・・・・
蕎麦でも食おうとしたのですが、コリャマタ発車間際の時間まで休業中です。
駅員さんが、上諏訪の花火大開の往復切符を、駅の外でも発売中です。
行かへんちゅーねん。その花火大会のおかげで上諏訪温泉を堪能できへんかったっちゅーねん。
すでに気分は酔っぱらいのハイカラさんです。というか、酔いはなかったですね。疲れがあんまり過ぎると、かえって酔いは鈍くなるものです。
茅野駅も蕎麦が美味いところらしいのですが、結局食べずに次の汽車に乗り込みました。
さて、疲れも相まって、うとうとしてしまうことの多かった、甲府までの道のり。おかげで
小海線乗換駅でもある小淵沢駅も眠って通過してしまいました。
「ここまでくると、もはや甲府駅まで行くための乗り鉄だなぁ」
足湯にでも浸かり、上諏訪で温泉銭湯にでも行けば、良い気分転換になったのですが、とても残念な結果になってしまいました。
気分を変えるため、奈良井駅周辺のスナップをば。
御覧の通り、一応線路を渡れるようにはなっていますが、警告版には、観光客の人はここを渡らないように、とあります。でも、見ていると地元のおばちゃんが、平気でひょいひょいと渡ってきました。天下の中央線も、こんな山中ではのどかなものです。
さて、甲府駅です。降り立った私は、何やら敵でも討つような気持ちで駅そばでも食べることにしました。ケチなので、一番安い、かけ蕎麦です。
おばちゃんはさっそく、よくスーパーでも売っている生蕎麦のビニール袋を破ると、煮えたぎる湯に放り込みました。・・・・・うん、覚悟はしてた。都会の駅そばなんて、こんなもの。
情緒もへったくれもないかけそばに、一味唐辛子をパッパッパーと振りまき、辛い蕎麦を黙々と食べました。ああ、松本駅の美味しかった駅そば・・・・塩尻の駅そばはどんなだったのでせう?
もう悪いことは起きないだろう、と思っていたら、なんと、今
までの好天はどこへやら、大粒の雨が、どざんざ降りに降りまくってきやがりました。
「ああ、そういえば今晩のホテルって、駅から結構遠かったよな」
売られていく子牛を見送るような冷めた目で、蕎麦を食いながらホームを眺めます。
さて、次回はなんと、鉄道のことなんかまるで関係のない、色気もないホテルでの一夜を書いてみたいともいます。というか、そうでもしないと報われないきがするー
(つづく)
テーマ:
鉄道旅行
- ジャンル:
旅行
【2008/09/08 21:09】
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