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伊勢ノ国 BLOG
三重県の旅行、あるいは三重県の方が県外に旅行する際に参考になればと。フリー切符や三重県各地の見所・ポイントをアドバイスしていきます。
馬籠・妻籠宿に行ってきました
御存知、馬籠宿の入り口です。JR東海の青空フリーパスを使い、中津川駅まで快速を利用、駅前バスターミナルから580円の運賃で到着です。
私は今回、馬籠から妻籠までバス移動600円、そこから南木曾へバス移動300円。南木曾からワイドビューしなので名古屋へ帰るルートを取りました。両宿とも、呑気すぎるほどたっぷり時間を取った、余裕ある行程です。名古屋到着が17時だったので、伊勢在住の方はこれを参考にして宿場町巡りをなさってください。
当初、馬籠の宿だけを散策して、妻籠は後日に回そうか、と思っていたのですが、馬籠の宿で昼食を取り、宿場の終わりまで歩いて、再びバス停に戻ったのが13時過ぎ。この時間に帰っても仕方がないので、妻籠まで足を伸ばすことに決めたのでした。両宿は一日で巡れる行程ですが、余裕のある方はぜひ、夜の宿場町を眺める、文字通り宿泊なさるとさらに満足いただけると思います。
両宿を訪ねてみたく思ったのは、前回御紹介した、木曽路フリーきっぷを検証するためにも、中央西線の名所である馬籠・妻籠を見ておく必要があったからでした。それをせずに木曽路の旅を語る資格はありませんし、青空フリーパスのフリー区間でもあるこの地を見ておかないと、このフリーパスの魅力を語ることも出来ません。
■ 写真を何度も撮っていただいた日でした
バス停から、いよいよ宿場町に入っていこうとしていた時、中津川駅から同じバスに乗ってきた外人さんから、「写真を・・・」と言われたので、カメラを受け取ろうとしたら、
「あなたを撮らせてください」と思いがけないことを言われました。
まぁ、確かに珍しい格好をしていたわけでありますが。
到着時、十一時過ぎと、お腹のすいてきた頃だったので、宿場入り口にあった白木屋さんで昼食を。おそばもうどんも、五平餅も楽しめる、美味しい定食でした。本当に美味しかったです。
食事中も、お隣で五平餅を食べておられた、旧街道を歩く試みをしている方に、
「今時、書生さんみたいな姿で・・・」
と言われました。あの後、妻籠まで旧街道を歩き、南木曾まで行くと言われていましたが、「もう一度お会いするかも」と行っていたのに、結局会わないままでした。またどこかでお会いするかも知れません。
馬籠は道沿いに、山水が溝を鮮烈に走り、防火用でもある溜め池に大きな鯉が泳ぎ、そしてこの写真の通り、大きな水車が目を楽しませてくれます。暑い日でしたが、寒がりで快速電車のクーラーが辛かった私には、むしろ心地よい日でした。
本当に、心が吸われそうなほど青い空でした。もう遅い時期であるはずの紫陽花も、瑞々しさを添えてくれます。
桝形、とでもいうのでしょうか、道が曲がりくねっているおかげで、景色は少し歩く旅に様々な姿を見せます。自分で言うのも何ですが、健脚ですので、坂道も苦になりません。
記念館を出て、すぐそこにある酒屋で、我慢できず、私はペールエールの缶ビールを買いました。その華やかな香り。ああ、普段通りの、ほろ酔い加減での道行きです。
写真を載せるか迷いましたが、余所様の慶事ですので、祝するとともに掲載は伏せます。坂の上から、結婚式を挙げた、新郎新婦がみえました。観光に来た人々も思いがけないことに喜びの声を上げます。親戚か、御友人の方でしょうか、差し出してくれたお菓子を受け取りながら、お祝いの言葉を述べました。思いがけないことに、とても晴れやかな気分にさせていただきました。おめでとうございます。お幸せに。
このあと、
2回ほど写真を撮っていただいて、
「お仕事でそうしてらっしゃるんですか?」
「普段からその格好で?」とか聞かれました。はい、趣味です。ただの工場勤めです。島崎藤村は一冊も読んでおりません。
ですがやはり、袴姿で旧街道を歩くというのは、私にとっても感慨深いものがありました。一昔前の一と、同じ肌の感覚で歩いている、という実感でしょうか。青空を見上げながら、坂道を上りながら。着物は非常に涼しいものです。暑さを感じなかったのは意外でもあり、新しい発見でした。
宿場町の終わり、道祖神の辻まで上ってきて、私は元のバス停まで降りていくことにしました。時間はたっぷりありましたし、上の宿場入り口のバス停で、そのまま待っていても良かったのですが、やはりぼんやり待つ時間よりも、再び街道を歩いてみたい、そんな思いになりました。
下りはさらに楽です。行きに見過ごした綺麗なもの、面白いものをじっくりと眺め、先ほどの記念館の奥様と目が合い、会釈して別れ、ついにバス停まで来てしまいました。
時間を計ったわけではありませんでしたが、御岳交通の南木曽駅行きバスが、ちょうどやってきたところで、私は急いで走りました。運転手さんも私に気づいてくれていたらしく、待ってくださいました。
「妻籠まで行きますか」
「はいどうぞ」
乗客は、私一人でした。運転手さんの厚意に感謝しながら、いよいよ妻籠へ、馬籠峠を越えていきます。
(続きます)
テーマ:
鉄道旅行
- ジャンル:
旅行
【2008/07/07 20:35】
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