伊勢ノ国 BLOG
 三重県の旅行、あるいは三重県の方が県外に旅行する際に参考になればと。フリー切符や三重県各地の見所・ポイントをアドバイスしていきます。
草津宿
■ 草津は都会でした

 京都も近いのだし、まあ当たり前なんですけど。この駅で下車するのも久しぶりです。
まだ青春18きっぷを使い始めた頃、夕方に汽車の時間待ちで駅前をフラフラしたことがありました。
疲れで足は痛むわ(これが不思議と最近無くなりました)、時間はどんどん遅くなるわ、あの頃から草津線はカタピシ揺れるわ、大変な思い出だった気がします。

草津駅です。高架駅なんで、ここは地上ではないです

 ちなみに昨日の土曜日朝、ウドちゃんの番組で、ここが放映されてました。ここから草津の宿に向かうには駅前の商店街を抜けていく訳なのですが、
 「本当に古い宿場町があるの?」と思うほど、駅前周辺は開発も進み、賑わいがありました。
 一週間前に歩いた道を、ウドちゃんが歩いていくのですが、なんと、収録は月曜日だったようで、草津の本陣は月曜日休館でお休みだったそうです。

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 駅から差ほど離れてはいません。草津の本陣です。ずっと向こうにみえるトンネルは、天井川のトンネルです。あの上を川が流れているそうです。

 街道沿いの宿場町とはいえ、珍しいものはありませんでした。都市化していった他の宿場町同様、その雰囲気を残しておられますが、それをメインに観光地とするのは止めたようです。中津川もそうでしたね。

 本陣に入館してきました。現存する、最大の本陣跡と言いますから、見学しないわけには生きません。
 古民家や武家屋敷、藩の施設を見学すると分かるのですが、全てが意外と小さく、質素であることが分かります。もちろん建物の意匠などはそれなりに凝らしているのですが、要人の風呂だからといって大理石が使われちゃいませんし、厩なんかは「馬ってこんなに小さいところに入るのか?」と驚くほど狭かったりします。
 台所も狭く、他の家臣は町中の宿にそれぞれ泊まり、近習だけが本陣に殿様と宿泊しただけですから、確かにそれで充分なのでしょう。

 展示されていた、当時の小物を見てみると、道中に使った弁当箱など、これまた意外と小さいのです。「これだけで足りるのですか?」という感じ。丸一日歩きっぱなしなのに、あれだけの弁当で体力を維持できたのでしょうか?

 現存する、ということですから、実際にはもっと大きな宿場の本陣もあったのでしょう。現在残っている本陣より、もっと敷地も多く、蔵も建ち並んでいたのでしょう。重要なのは、当時の最高クラスのホテルがこの規模であった、ということです。
 質素倹約を心がけていた武士のことですから、この規模に落ち着いたのは分かります。馬籠・妻籠で見た、旅籠跡を考えると、またお伊勢参りの記録を読んでも、本陣と旅籠の差というものがそれほど無いのが意外です。

 幕府の目付に厳しく監視されていたことですから、表立った贅沢も出来なかったでしょう。実際に財政も厳しかったようですし。このあたり、実は民間人の旅の方が、参勤交代の武士よりも面白く、贅沢だったのかも知れません。

 こうした古民家や武家屋敷を、旅先で一つでも多く見学されることをおすすめします。当時の人々の、等身大で見た日常を垣間見ることが出来ます。私のように年を取ってくると、当時の人の体力ですとか、仕事上でのトラブルの重大さ、季節の感覚が肌で感じられるようになってきます。
 漫画や小説で、荒唐無稽な設定が出てくると、若い頃は「想像なんだから良いじゃないか」と思っていたことが、次第に「現実感覚の喪失」が気になってしょうがなくなります。年寄りになる、と言いますかね。


 余談なので書きますが、衣服のことについて。
 当時から衣服のリサイクルは行われており、町民のそれなりの地位のある人々も、リサイクルされた衣服を愛用していました。服の趣味は合わなくなれば全く興味が無くなりますし、虫除けのタンスもスペースは限られています。古い服はどんどんリサイクルショップ?に売っていくのが賢かったわけです。

 和服を着るようになると分かるのですが、正絹の服は昔から多く使われていました。木綿の登場は意外と遅く、麻か絹ぐらいの選択肢しかなかったわけですが、日本の高温多湿の環境の場合、絹製品は防虫効果も高く、自然と多用されることとなります。
 ですけどこの絹製品の(正絹というんですが)衣装は、洗えないんですわ。紋付き袴は完全に絹製品ですね。あれは着終わったら、陰干しして乾燥させ、また仕舞っておく。それだけです。
 人間裸でいるわけにはいきませんから、衣服は毎日必要な物です。そのことについても、当時当たり前としていた知識が、便利になった現代には忘れ去られていることが多いです。それを補完してくれるのが勉強であり、こうした古民家や武家屋敷を訪ねてみることです。

 夏に和装で出歩くと、その涼しさに驚きます。逆に冬は充分暖かいのですが、値段を考えると、雨や汚れのリスクが常に頭を悩ませます。前述したとおり、当時からすでにリサイクルショップはありましたから、多少のことは、安価な中古品でなんとかなったのですけど。

 昨今値上がりで迷惑なタバコですけど、防虫効果があるんですよね。そのままタンスに衣装とともに入れておいたり、家の中で吸うのも理由があったわけです。ちなみに絹製品は樟脳と相性が悪いそうです。これも知っておかないと当時の雰囲気を味わうことが出来ません。


 さて、草津の街はもう終わりです。姥が餅屋に立ち寄ることもなく、次の目的地である長浜に行くことにします。ビールを買い、米原行きの新快速に乗りました。


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長浜に行ってきました
■ 久々の草津線 とか。

 7月20日の青春18きっぷ利用開始と同時に、私は草津線経由で草津駅下車、草津の本陣を見学、そして長浜へ行き、帰路は東海道本線 醒ヶ井駅で下車、醒ヶ井の宿を見て帰ってきました。

 今回の要点は、草津線ルートの再評価と、東海道線沿いの宿場町を見学することです。
 何かとネックになってしまう、青春18きっぷでの伊勢鉄道経由別料金、そしてかかる所要時間。これから先も京都方面への草津線経由が問題になりますので、注意事項や次回に改善できる問題点を挙げてみたいと思うのです。



 青空フリーパスですと、伊勢鉄道線は490円支払わなくてもそのまま通過できます。
ですから、青春18きっぷの場合、関西本線を木津か草津線へと抜ける必要が出てきます。
久々に亀山より西へ行きましたが、呆れるほど時間がかかる、というわけでもなかったです。

 そもそも、快速みえで津から亀山行き普通への乗換は非常にスムーズに済みますし、亀山からキハ48をキハ120に乗り換える時も、また柘植で113系に乗り換える時も、適度な所要時間となっています。

 亀山駅での乗換は、改札を出てビールを買いに行く時間はたっぷりあります。柘植駅ではちょっと無理なので、これからの長い時間を酔いで誤魔化したい時は、亀山でビールを仕入れるとよいでしょう。スキットルでウイスキーを持っていくのも良いですけど。


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 自分が映っているのはご愛敬。中在家のスイッチバック跡です。それにしても、関西本線の草ボウボウ度合いは異常。


 秘境度合い満点の関西本線。川の流れも涼しげで、車窓を見ていて飽きません。
ちなみにあまり良い印象ではありませんが、キハ120は空気が悪かったです。JR東海のキハ48は、乗り慣れているせいか、とても清潔で乗り心地がよいのですが、キハ120は気のせいなのか、どうしても肌に合わない感じがあります。狭いのでしょうか、妙な圧迫感もありましたし。

 ちなみに、草津までの全ての車両に、トイレは設けられていました。その点は心配することはないでしょう。



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 さて、柘植駅乗換です。今回は113系でした。三重県民が目新しい車両に出会おうとする場合、名古屋駅はもちろん、亀山・柘植の駅で遭遇することになります。
 この車両、車内も木目調の内装で、なかなか味わいがあります。JR西日本だなぁ、と感心することしきりです。

 ですけど、117系もそうなんですが、

草津線は線形が悪いのでしょうか、ガタピシ激しく揺れるのは閉口です。

 東海道線の117系は滑らかに走るので、やはりこれは草津線の特徴なのだと思います。よくもまあこんな乗り心地で我慢できるものだと。


 草津線と並行して走る県道や国道。自分がトラックで走っていた道です。
 「あの辺は道路の凍結が怖かったな」
 「この辺りだと、まだ佐那具は近いんだな」とか。色々考えました。

 ちなみに、草津線の沿線、温泉や地ビール、造り酒屋も多いようです。滋賀県の観光誌を手にして出かけたのですが、今回は割愛したものの、夏の18きっぷ期間に調査しにいく必要があります。駅から差ほど離れていないのですよ。地図の上では。




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JR東海の新しいお得なきっぷ
■ まだPDFサイトしかないようですけれど

とりあえず御報告まで。(注意 PDFサイトが開きます)

 ● 木曽路フリーきっぷ 通年販売 9200円

 ● 萩・秋芳洞ぐるりんきっぷ H20/7/4 〜 11/24 30000円

 ● 関門海峡ぐるりんきっぷ
   (上のぐるりんきっぷと同じPDFサイトです) H20/7/4 〜 9/30  32100円

 ● 北陸観光フリーきっぷ H20/7/1 〜 11/30 15000円



■ 全て通年販売にしてください(魂の叫び)

 木曽路フリーきっぷは、確かに「青空フリーパスで名所一ヶ所を日帰りで楽しむ」という行程には敵いません。ですが、JR東海の出血サービス、4人まで、お友達が増えるとさらにお得、という料金設定も魅力です。バス・タクシー券も付いてきて、何よりも、名所の多い松本駅まで、洗馬から320円で行ける、という点も魅力です。宿泊拠点を松本にしても良いでしょう。

 萩や関門海峡ですけど、実はこのGWに、行こうと企んでいたのです。周遊きっぷや、新幹線・寝台特急の往復切符も考えていたのでしたが、叶いませんでした。
 それが、往復新幹線利用で30000円で行けてしまう。これには驚きました。

 北陸観光フリーきっぷは、確か昔のワイド周遊券と同じフリー区間のようですね。富山フリーきっぷと同じ値段で、こんなに広大な範囲がフリー区間になるのなら、冬に金沢・和倉温泉へ周遊きっぷで出かけたのですが、それがすっかり色あせてしまいました。これだけの広大なフリー範囲を、好きなだけ特急で移動できる。なんて素敵なんだろう・・・・・



 惜しむらくは、木曽路フリーきっぷを除き、通年販売でないということです。会社を休んででも、いずれかのお得切符は利用するつもりです。待ってろよコンチクショーw

 ちょっと体調が悪いので、また後日、改めて書き足します。

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岐阜駅で初めて下車しました
■ 今まで通り過ぎてばかりでしたから。

 なんていうかね、高岡駅を思い出したよ。駅舎じゃないけど。


 はい。岐阜駅舎じゃないですけど、地元の方はよく御存知のビルです。名古屋で買い物済ませて、今回は非常に目的定めてない小旅行だったので、岐阜駅で降りることにしました。もっと遠くに行っても良かったんだけど、来週末の旅行の予定で頭がいっぱいだったので。

 というか、本当は美濃赤坂に行くつもりだったんだけど、大垣駅について美濃赤坂行きのホームで時刻表を見た時、一時間半も待ち時間があったので、くじけてしまいました。大垣の街を歩いても良かったけど、折り返しの快速がでる間近だったし、大垣の街は以前じっくり歩いているので。

 さて、写真のビルですが、コテコテの看板の中に、「岐阜繊維センター」とあるのがおぼろげに見えます。
 「繊維街なのか。じゃあ和服もあるかな?」
 そんな気持ちで、初めて柳ヶ瀬商店街に足を踏み入れた私でした。




 いやー、ビックリしたわ。柳ヶ瀬商店街って、超広いの。普通商店街って、通りの筋に沿ってるじゃん? 違うの。辺り一帯が商店街なの。
 通りって言うと、「線」でしょ? ここは「面」なの。辺り一面って感じ。大須とか、伊勢の新道とか目じゃない。駅から真っ直ぐ通りを歩いてきて、辻で左右を見ると、遙か彼方まで店が並んでるの。端が見えない。川魚が有名らしくて、しかも居酒屋はお昼時からみんなスタンバッてるの。こんな時間から五人もスタッフ揃えてて儲けは大丈夫?って感じ。そんな居酒屋が十軒以上。スゲェ! また友人連れて飲みに行かないと。


 ・・・・さて、その前に、地元の方なら御存知の、あの公園へ。

ムムッ? アレは?・・・・


 思わず写真を撮りに行きます。行かいでかっ!

意外と小さいのに驚き。



 保存するなら、出来れば屋根覆いもつけて欲しいですね。

味のある車両だったのに。


 子供達が中で遊んで、ある意味よい余生だとも言えるかも知れません。



 さて、柳ヶ瀬商店街ですが、どんどん歩き回っているうち、なにやら雰囲気がおかしくなってきました。パブだとか、スナックだとか、そういうのが多くなってきたのです。多いなんてもんじゃない、一つのテナントビルの中に5,6軒も看板が並んでて、それが延々と地平線まで続いてる。こんなに客がどっから来るんや!?ってほどに、並んでる。一晩どころか一月でも到底回りきれないくらい。もちろんさっきまで周囲にいた普通のおばちゃんおじちゃんらはいなくなって、自分一人が誰もいないアーケードを歩いてる。ヤバイ。やばすぎる。ここはボクが来るべきところじゃない。そう思っても、引き返せず、結局大通りまで歩いて通り抜けましたとさ。


 岐阜は、繰り返しますが、通り過ぎるばかりでしたから、結構カルチャーショックでした。長良川まで歩こうかと思ったけど、今度は最初からここへ来る時までお預けってことで。


 最後に。

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 品数がとても豊富な岐阜駅の汽笛亭。つい一杯やりたくなるのを我慢しながら、帰ることにしましたとさ。 

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JR 那智駅
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 紀勢線 那智駅です。御存知の方も多いと思いますが、那智駅はすぐ裏手が砂浜海岸となっており、改札口とは逆で、地下通路を通る必要がありますが、汽車を降りて海水浴が楽しめる駅となっています。

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 どのくらい海と近いのかというと、こんな感じ。ね? 近いでしょ?

 隣には丹敷の湯という温泉入浴施設があります。海もよく見えて、良い温泉でした。でも勝浦に宿を取るなら、無理にここで温泉に入る必要はないのですけれど。すぐ目の前が42号線ですので、ドライブの途中に立ち寄るのも良いでしょう。

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 那智黒の看板も入る、絶好の場所からもう一枚。右側の建物はバスターミナルです。那智の滝に行くには、ここからでるバスに乗りましょう。乗り過ごしてしまったら、温泉か海辺をぶらつくしかありません。昼食などは、駅前に定食屋さんがあります。夏に訪れたので、浮き輪も売ってました。

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 勝浦方面を眺めます。砂浜は勝浦まで続いていて、民宿の女将さんの話では、歩いていけますよ、とのことでした。

 というのもこの駅、時刻表を御覧頂ければ分かるのですが、普通列車が停まる本数が非常に少なく、新宮方面に行く普通列車は10:22、13:15、15:40と、日中は大変な目に遭います。もちろん特急列車は停車しません。夏のダイヤでも停まらないようです。なるほど、女将の言うとおり、勝浦から歩いた方がマシです。

 それにしても・・・・美しいですね。夏に勝浦に汽車で行く時は、ぜひ海水パンツをお忘れなく。

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 遠くに見える勝浦のホテルを写しました。高いところに見えるのが御存知、ホテル浦島です。あー、勝浦に行きたくなってきた。

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