伊勢ノ国 BLOG
 三重県の旅行、あるいは三重県の方が県外に旅行する際に参考になればと。フリー切符や三重県各地の見所・ポイントをアドバイスしていきます。
片道乗車券の範囲を安価に広げる工夫と、片道乗車券での夜行列車の利用
■ 亀山ワープ

 伊勢市発ですと、帰りに名古屋から伊勢市駅に戻るとすると、どうしても津駅で伊勢鉄道線と紀勢本線が重なってしまい、一筆書きとなりません。

 そこで前日から亀山駅発の片道乗車券を発行してもらい(発券に時間がかかるので)、当日は亀山駅 950円を出して足を伸ばし、旅の出発点を亀山から始めるのです。

 そうすると帰りは伊勢鉄道経由の発券をしてあるので、名古屋から快速みえでさっさと伊勢市に帰れます。

 また、亀山発のルートですと、米原経由のルートを潰す事がないので、福知山線や舞鶴線、小浜線経由で米原を通って名古屋、伊勢市のルートを実現できます。

 また同じ理由で、関西本線を往路に使用したら、帰りのルートに京都から新快速に乗って米原からも快速に乗ることができるので便利です。


 亀山ワープは便利なのです。敦賀経由で北陸線を南下するルートなら柘植で草津線に乗ってしまえばいいし、京都や敦賀ルートを潰したくなければ関西本線で迂回しましょう。


■ 名古屋から快速みえ特ダネ4回数券を使う

 一番便利なのはこれです。名古屋から出発してしまえば非常に広範囲の一筆書きを描くことが出来ちゃいます。帰りを関西本線亀山経由、伊勢市駅終着にしてしまえば、伊勢市 〜 名古屋 1,200円の片道回数券で済みますし。

■ 既存の企画乗車券と比べると・・・・

 名古屋まで出てきてしまうと、名古屋発の企画乗車券との戦いになっちゃいます。高山本線経由、北陸線で名古屋への一週ルートは、富山フリーきっぷを使えば行きも帰りも特急料金含めて15,000円で済みますし。よって、この区間は太刀打ちできません。

 やはり企画乗車券の範囲外のルートを模索せねばなりません。

● 中央本線を新宿まで乗り通し、帰りは東海道本線で名古屋に帰ってくる
  帰りはムーンライトながらで帰ってきましょう。一泊浮きます

●中央本線 篠ノ井線 飯山線 信越本線 新潟経由北陸本線 大阪経由 関西本線で戻る
  ちなみにこのルートの目的は、新潟から大阪まで急行きたぐにに乗って帰ることです。

●中央本線 篠ノ井線 飯山線 信越本線 新潟経由 新宿 東海道本線で名古屋へ。
 言うまでもありません。このルートの目的は新潟 〜 新宿のムーンライトえちごに乗ることです。

 他にも様々なルートはあるでしょう。要点としては、片道乗車券は寝台列車を利用するには最適ではないか? ということですね。というかソレ使わないと、休日の終わりに帰って来れないかも。夜間の移動というのはありがたいものです。
片道一筆書き・・・ 近鉄の、週末フリーパスの代わりになる?
■ 数日にまたがったフリーきっぷ

 紀伊半島一周ルートの場合、キロ数は580kmを超えるので、乗車券の有効期間3日間となります。フリーきっぷではないので後戻りは出来ないのですが、JRでそうした長距離旅行を楽しもうと思えば、距離によって有効期間が増えることを頭に入れておくと便利です。

 たとえば、近鉄の週末フリーパスの値段、4,000円に見合ったJRの営業キロは

 221 〜 240km    3,890円
 241 〜 260km    4,310円
 261 〜 280km    4,620円
 281 〜 300km    4,940円 
  ちなみに400km以下ですので有効期間は2日です

 うーん、4,000円でうまいことまとめようとすると、221km以上というのは微妙な距離なんですよね。片道切符だから往復で220km、片道110km辺りのルートを考えなきゃならない。


 単純に伊勢市駅から草津線経由で京都に行くと136.4km。4時間23分もかかりやがります。
 京都単純往復なら近鉄で普通乗車券1,960円、 2時間43分で行けちゃう。話になりません。

 だから、5000円出すことを前提に、300km区間でルート構築。しかも片道乗車券だから出発点に近い駅まで戻ってきておかなきゃ。150km圏内にあっても、くるっと帰ってこれるルートにないと問題外です。

 そうなるとどうしても、伊勢市駅 発 亀山経由、草津線 東海道本線 米原経由で名古屋駅、そこから関西本線で帰ってこなきゃならない。

 この計画、名古屋駅、あるいは名古屋市内まで戻ってきたら、快速みえ特ダネ4回数券1,200円を使い、名古屋から伊勢市まで戻ってきてしまうのも手です。

 ええとそうなると、名古屋から伊勢市の距離を省いて良いんだから、伊勢市駅から草津駅までは114.2km。草津駅から名古屋駅は125.4kmだから、239.6km。ありゃ、単純に草津線経由で名古屋に戻ってくると、240km以下だから3,890円、快速みえ特ダネ4回数券1,200円プラスで5,090円ですか。 あれ? でもこのルートって青空フリーパスで亀山から米原までのJR西日本圏内をプラスしただけのような・・・・

 諦めましょう。週末フリーパスと張り合うのは。

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600km以上の往復割引はどこまで行けば利用できるのか?
■ 片道601km以上なら、往復割引で安くしちゃえ

 もちろんそれは、往路も復路も特急を使える予算があるか? という点が問題になります。片道を特急でさっさと終点まで行き、復路でのんびりと鈍行の旅を楽しむ。逆の方が良いですね。帰りは色々と予定が変わって焦ることもあろうかと思いますし。
 片道乗車券旅行と違い、無理矢理に一筆書きを心がけなくても、スムーズに出発駅に帰れる、という点が上げられます。伊勢市から名古屋に出てしまうと、名古屋経由で帰るルートが閉ざされ、名古屋近辺から快速みえ特ダネ4回数券を使って帰らざるを得ません。
往復割引ならそんな帰りの心配をする必要が無くなります。

 しかし、本当に片道601km以上あって、楽しいルートって、あるんでしょうか?

■ 現実を見ると、とても使えそうには・・・・

 のっけからなんですが、とはいえ601kmの往復割引を利用する場合、普通運賃のみで16,830円が必要になります。

 601 〜 640km 9,350円  往復で18700円 これを片道1割引づつして、16,830円

 普通の運賃が18,700円、そこから16,830円差し引いて、割り引かれた運賃は1,870円。特急の自由席料金にも満たないのです。

■ そこまでして往復割引つけても・・・・

 単純に、伊勢市駅から亀山経由で東京駅に行ったって、483.4kmしかありません(しか、というのもどうかと思う)。
 また、長野に至っては368.2km。富山も433.3kmです。新潟まで行っても579.5km。なかなかハードルが高いゾと。山口まで行くとなると663km。あれ、日本て以外と狭い




 それじゃあ、片道1360kmある場合、普通運賃は14,600円、これに往復割引をつけたら?

 往復で26,280円となりました。割引される値段は2,920円です。少ない・・・・! 伊勢市駅から函館駅まで行って、1182.2kmですか。48時間かかりますけど。

 そこまでやるくらいなら、片道乗車券の一筆書きルートを探して、安い長距離ルートを模索した方が良いですね。

■ 周遊きっぷで遊んだ方がお得

 結局そこに行き着くわけですわ。

 安価に、乗り鉄して、賢く長距離を乗り回してみたいのなら片道乗車券旅行。

 ゾーンで親の敵を討つように特急に乗りまくる旅なら周遊きっぷ。

 なぜもうちょっと、往復割引を使いやすく、安価に設定できないのでしょう? そう思ってたら、よく考えてもみればちょっとした新幹線・特急の旅行なら回数券があるのでしたよね。

 だから、JR各社が発行する往復乗車券や回数券が、往復割引より遙かに使いやすい、というアピールでもあるんでしょうね。値引率が低くても、正規料金・正規割引料金が設定してあれば、主力商品として各社発行の切符が極端な廉価販売、という批判を避けられますし。


 片道の旅ですが、伊勢市の場合、多気駅から紀勢線へ、津駅から亀山経由、関西本線か草津線へ、あとは名古屋から津・松阪へと、うまく一筆書きで色々回れるルートがあります。特急列車が少ない、という欠点がありますが、そこは県外に出るまでの我慢です。そうしたことを考えてみると、他の地域に比べ、まだ一筆書きの旅を練る楽しみがあります。しばrかうは、そうした旅を模索してみて、往復割引についてはそっと記憶の片隅に追いやってしまおう、ということでお開きにしたいと思います。

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片道乗車券 活用方法  紀伊半島一周 編
■ 本当にお得か? 片道乗車券について

 またも使ったこと無いのに色々計画立ててみます。

 JR各社が出している企画切符。でも、自分の行きたいルートが無い! もっとマイナーな路線を旅してみたい! 3日以上の休みが取れたのに、青春18切符とかの時期じゃない! そんなワガママな鉄オタの欲望を何とか叶えてくれそうなのが片道乗車券です。

 利点としては、その気になれば特急にも新幹線にも乗れてしまうところ。そんなもんぐらいですかね。というか、あまり長大なルートを選んでしまうと、特急を利用しないと休日終わるまでに帰って来れません。
 むしろ、特急に始発駅から終点まで、パーンと景気よく乗ってしまう旅なんかに向いてます。貴重となった寝台列車にも乗ってしまいましょう。

 実際、本当にお得なのやら自分でも自信がありません。ですので、このページはこれから、何度か描き直しながら特集ページとしていくつもりです。



■ ルート考察

 まず私は、伊勢市駅から多気経由 紀伊勝浦まで行き、そこから京都までオーシャンアローを使って長距離旅行を考えてみました。京都からは草津線経由で松阪駅に帰り、そこから近鉄でもJRでも良いから伊勢市駅に帰る、というルートです。

 ● 紀伊半島一週ルート

 伊勢市   〜 紀伊勝浦 167.6km
 紀伊勝浦 〜 京都    300.6km
 京都    〜 松阪    113.5km

 キロ数計算 581.7km  9,030円
 これに、ワイドビュー南紀 オーシャンアローの特急料金を加えると

 ワイドビュー南紀 多気 〜 紀伊勝浦 自由席 2,100円 指定席 2,810円
 オーシャンアロー 紀伊勝浦 〜 京都自由席 2,100円 指定席 2,810円

 驚くのは 紀伊勝浦から京都間が300.6kmあるのに、半分以下の多気 〜 紀伊勝浦 と同額、ということです。二日間で済ませる予定なら、紀伊勝浦までは鈍行で行き、温泉とマグロを楽しんで一泊してから、早朝に京都へオーシャンアローを使う、という旅の方が楽しそうですね。

 となると、オーシャンアローの4時間の旅は、指定席を取っておいた方が良いですから、

 運賃 9,030円 + オーシャンアロー指定席 2,810円 = 11,840円

 近鉄で松阪から伊勢市駅に帰ると390円。12,230円が総額となるようです。

 紀州夜行が走っていたら、宿泊費も浮かせられるんですけどね。無理矢理寝台にしなくても良いから、ムーンライト号みたいな列車を走らせて欲しいです。

 あの豪華なオーシャンアローに、終点まで乗れる。京都で市内観光して一泊もしてってください。市バスは一日500円でフリーきっぷが買えます。京都一泊を企てるならオーシャンアローを天王寺で降りて、大阪見物も良いでしょう。
 っていうか京都直通のオーシャンアローは、紀伊勝浦 発 7:06 と13:17しかありません。

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