伊勢ノ国 BLOG
 三重県の旅行、あるいは三重県の方が県外に旅行する際に参考になればと。フリー切符や三重県各地の見所・ポイントをアドバイスしていきます。
馬籠・妻籠に行ってきました 後編
 馬籠峠をバスで越えていきます。まだ午後二時前でしたか、こんなに時間がたっぷりと余るとは思わず、気分はもう、どこまででも行ってしまえ、という感じです。
 もしも峠を歩いて下りたい、それだけの時間はたっぷりあるし、と言うのであれば、途中で下車して森林浴を楽しみながら下るのも良いと思います。男滝・女滝、峠の茶屋など、登りが辛い人は下りだけでも楽しんでいけばよいでしょう。

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 妻籠に行きたい、と伝えていたのですが、運転手さんは宿の中心部、歩いて一番早く行けるバス停を教えてくれました。そこで下車します。

 さて、確かに古い民家が並んでいるけど・・・? と思いつつ、案内通りに奥へ入っていくと・・・・

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 ほどなくして、街道に出てきました。


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 「あれ? ここが、昔良くやっていたTVCMの場所なのかな?」
 あのシーンは夜でした。やはり旧街道は、夜の姿も楽しみたいものですね。
 歩き始めてすぐ気づきますが、坂の宿場町である馬籠に比べ、妻籠は平坦で歩きやすいです。

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馬籠と同じように、山川の水を街道沿いに引き、ところどころにこうした涼しげな水場があります。それがまた涼を誘うのです。
 途中のそば屋で、とても美味しそうな鰹だしの匂いが漂ってきていました。食べておけば良かったー

 鯉岩やキンモクセイの大樹を写真に収め、景色をたっぷりと楽しんで、バス停に向かいました。南木曽駅へと向かいます。
 南木曽駅からワイドビューしなのの自由席特急券を購入し、名古屋まで帰ることにしました。


 名古屋駅に到着したのが17時過ぎ、それから伊勢に向かう快速みえに乗ったのが19:30でしたから、あと一時間は現地でのんびり出来た計算になります。朝の出発が7:43ですから、スケジュール的にかなり余裕がありました。




 ■ 馬籠・妻籠を巡って

 中央線は、中津川から先が極端に本数が減ります。馬籠の宿へは中津川駅からバスに乗ると良いので、妻籠まで行かずに馬籠と中津川周辺で観光をするのでしたら、中津川から名古屋方面への汽車は本数も多く、余裕ある行程をくめます。急がなければ快速で名古屋へ帰ればよいので、ワイドビューしなのに必ず乗らねばならないわけでもないです。

 逆に言うなれば、先に南木曽駅へ行き、妻籠を見てから、馬籠、中津川というルートの方が、中津川で帰りの汽車を待つ都合がよいかもしれません。
 南木曽駅周辺にはSL公園や桃介橋など、名所も多いものの、中津川駅周辺に比べると便利さ、賑わいに欠けます。ですが、そうした鄙びた雰囲気を楽しみにしている人も多いでしょう。疲れているかも知れませんが、時間さえあれば南木曽駅周辺を散策するのも良いでしょう。

 以前、中津川まで行って、あまり期待していたものが得られず、がっかりして帰ってきたことがありました。やはり中央西線は、駅から名所・観光地が離れたところにあるのが特徴です。バスの利用は欠かせません。これは、中津川以南の駅においてもそうでして、駅を降りて、ぷらっと周辺を歩いても、手近なところに名所があるわけではない、と言うのが痛いところです。



 ■ 中央西線と、木曽路フリーパスの検討

 木曽路フリーきっぷについてですが、中津川から洗馬区間がフリー区間になる、といっても、ワイドビューしなのの停車駅が少ないのが難点となります。そこから各停に乗り継いでも、目的とする駅に行くのには時間がかかります。
 バス・タクシーチケットが5000円分ついてきますので、それによる駅間移動もポイントとなります。中津川以北は、繰り返しますが汽車の本数が少なくなり、ワイドビューしなのの停車駅も木曽福島にしか停まらない(木曽平沢や奈良井に停車するのは季節臨時)ので、たとえばフリー区間末端の洗馬にワイドビューしなのは停車しないため、注意が必要となります。せめて塩尻まで行けることにして欲しかったのですが・・・・
 

 木曽路フリーきっぷの魅力探しから始まった、馬籠・妻籠への訪問ですが、南木曾以北も旅してみなければ、その利点は分かりにくいと感じました。青空フリーパスで調査に行きたいものですが、伊勢市から例えば奈良井駅まで行くのに、ワイドビューを使ってさえ、現地到着が13時過ぎる、と言うところがどうにも・・・・

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馬籠・妻籠宿に行ってきました
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 御存知、馬籠宿の入り口です。JR東海の青空フリーパスを使い、中津川駅まで快速を利用、駅前バスターミナルから580円の運賃で到着です。


 私は今回、馬籠から妻籠までバス移動600円、そこから南木曾へバス移動300円。南木曾からワイドビューしなので名古屋へ帰るルートを取りました。両宿とも、呑気すぎるほどたっぷり時間を取った、余裕ある行程です。名古屋到着が17時だったので、伊勢在住の方はこれを参考にして宿場町巡りをなさってください。

 当初、馬籠の宿だけを散策して、妻籠は後日に回そうか、と思っていたのですが、馬籠の宿で昼食を取り、宿場の終わりまで歩いて、再びバス停に戻ったのが13時過ぎ。この時間に帰っても仕方がないので、妻籠まで足を伸ばすことに決めたのでした。両宿は一日で巡れる行程ですが、余裕のある方はぜひ、夜の宿場町を眺める、文字通り宿泊なさるとさらに満足いただけると思います。


 両宿を訪ねてみたく思ったのは、前回御紹介した、木曽路フリーきっぷを検証するためにも、中央西線の名所である馬籠・妻籠を見ておく必要があったからでした。それをせずに木曽路の旅を語る資格はありませんし、青空フリーパスのフリー区間でもあるこの地を見ておかないと、このフリーパスの魅力を語ることも出来ません。


 ■ 写真を何度も撮っていただいた日でした

 バス停から、いよいよ宿場町に入っていこうとしていた時、中津川駅から同じバスに乗ってきた外人さんから、「写真を・・・」と言われたので、カメラを受け取ろうとしたら、
 「あなたを撮らせてください」と思いがけないことを言われました。
 まぁ、確かに珍しい格好をしていたわけでありますが。



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 到着時、十一時過ぎと、お腹のすいてきた頃だったので、宿場入り口にあった白木屋さんで昼食を。おそばもうどんも、五平餅も楽しめる、美味しい定食でした。本当に美味しかったです。
 食事中も、お隣で五平餅を食べておられた、旧街道を歩く試みをしている方に、
 「今時、書生さんみたいな姿で・・・」と言われました。あの後、妻籠まで旧街道を歩き、南木曾まで行くと言われていましたが、「もう一度お会いするかも」と行っていたのに、結局会わないままでした。またどこかでお会いするかも知れません。


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 馬籠は道沿いに、山水が溝を鮮烈に走り、防火用でもある溜め池に大きな鯉が泳ぎ、そしてこの写真の通り、大きな水車が目を楽しませてくれます。暑い日でしたが、寒がりで快速電車のクーラーが辛かった私には、むしろ心地よい日でした。

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 本当に、心が吸われそうなほど青い空でした。もう遅い時期であるはずの紫陽花も、瑞々しさを添えてくれます。

 桝形、とでもいうのでしょうか、道が曲がりくねっているおかげで、景色は少し歩く旅に様々な姿を見せます。自分で言うのも何ですが、健脚ですので、坂道も苦になりません。

 記念館を出て、すぐそこにある酒屋で、我慢できず、私はペールエールの缶ビールを買いました。その華やかな香り。ああ、普段通りの、ほろ酔い加減での道行きです。

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 写真を載せるか迷いましたが、余所様の慶事ですので、祝するとともに掲載は伏せます。坂の上から、結婚式を挙げた、新郎新婦がみえました。観光に来た人々も思いがけないことに喜びの声を上げます。親戚か、御友人の方でしょうか、差し出してくれたお菓子を受け取りながら、お祝いの言葉を述べました。思いがけないことに、とても晴れやかな気分にさせていただきました。おめでとうございます。お幸せに。


 このあと、2回ほど写真を撮っていただいて、
 「お仕事でそうしてらっしゃるんですか?」
 「普段からその格好で?」とか聞かれました。はい、趣味です。ただの工場勤めです。島崎藤村は一冊も読んでおりません。
ですがやはり、袴姿で旧街道を歩くというのは、私にとっても感慨深いものがありました。一昔前の一と、同じ肌の感覚で歩いている、という実感でしょうか。青空を見上げながら、坂道を上りながら。着物は非常に涼しいものです。暑さを感じなかったのは意外でもあり、新しい発見でした。

 宿場町の終わり、道祖神の辻まで上ってきて、私は元のバス停まで降りていくことにしました。時間はたっぷりありましたし、上の宿場入り口のバス停で、そのまま待っていても良かったのですが、やはりぼんやり待つ時間よりも、再び街道を歩いてみたい、そんな思いになりました。

 下りはさらに楽です。行きに見過ごした綺麗なもの、面白いものをじっくりと眺め、先ほどの記念館の奥様と目が合い、会釈して別れ、ついにバス停まで来てしまいました。
 時間を計ったわけではありませんでしたが、御岳交通の南木曽駅行きバスが、ちょうどやってきたところで、私は急いで走りました。運転手さんも私に気づいてくれていたらしく、待ってくださいました。
 「妻籠まで行きますか」
 「はいどうぞ」
 乗客は、私一人でした。運転手さんの厚意に感謝しながら、いよいよ妻籠へ、馬籠峠を越えていきます。


 (続きます)
 

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伊勢市民が下呂温泉に青空フリーパスで行くなら
■ 日帰りも十分可能

 行きはともかく、帰りの快速みえの終電を調べてみましょう。
行きの最速は、おおざっぱに書くと伊勢市駅 発 6:51 快速みえ 下呂 着 11:18です(注意 鈍行のみの利用です)。

 下呂駅を出発するため、何時まで遅く下呂に滞在できるか。


 ちなみに特急料金ですが、
 ワイドビューひだ 下呂 〜 名古屋駅 自由席 1780円 指定席 2290円 
 となります。


 鈍行利用の場合、

 下呂 発 17:35の美濃太田行き
 乗換4分  で 岐阜行き 18:56
 乗換7分  で 豊橋行き特別快速 19:37
 乗換35分 で 名古屋から快速みえ 22:03


 つまり、17:35が下呂でのぎりぎりの滞在時間です。


 ワイドビューひだの場合ですが、

 下呂 発 17:27 ワイドビューひだ
 名古屋駅で、乗換29分 快速みえ 19:30
 伊勢市駅 着 21:07



 これより遅いワイドビューひだですと、名古屋駅から伊勢市駅に帰るには近鉄を利用しなければなりません。

 下呂 発 19:23 ワイドビューひだ
 名古屋駅 乗換 14分 宇治山田行き特急 21:15
 伊勢市駅 着 22:46





 ■ 下呂まで行く利点


 何度も書くのですが、下呂には飛騨地方の銘酒が沢山集まってくるので、酒を補給する拠点としても下呂は良い場所です。どうせ青空フリーパス2500円なのですから、現地で気が向いたら往復5000円で一泊してきたって良いのです。
 
 伊勢市民なら榊原温泉で上等でもありますが、温泉街が無いのが寂しいのですよね・・・・送迎バス利用(無料)で近鉄榊原温泉口から帰るなら、マイカーと違ってビールも飲めますが、地酒も乏しいですし。
 青山峠沿線に造り酒屋も多いのですから、主要駅近辺に地元造り酒屋の酒を集めた店をおいてほしいものです。

 そもそも青空フリーパス2500円で下呂まで行けるという現実に、このままでは近鉄は太刀打ちできません。近鉄のみで有名温泉地に行く、というのは難しいのです。湯の山は、そこからバスを利用しなければなりませんし・・・・温泉にはいるならせめて温泉街(すっかり寂れてますが)まで行きたいものですし。

 温泉好きですので、利用しやすい温泉地をもう少し模索してみます。銭湯も好きなのですが、開店が午後や16時以降となると、利用が難しいのです。ちなみに伊勢市内の銭湯は、14時から利用できるところが多く、伊勢市駅から歩いても充分行ける(自分基本です。健脚でないと無理です)ので、フリーきっぷ利用で好きな方は是非御利用ください。

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近江鉄道に乗ってきました
近江鉄道の列車は非常に種類が豊富ですね。


 2月11日に、青空フリーパスで米原まで行き、そこから550円の近江鉄道フリー切符を購入、沿線を巡ってきました。
 以前、青空フリーパスのフリー区間外を、ワンコインでどこまで行けるか考えたことがありまして、その目的にぴったりなのが近江鉄道だったわけです。
 前回は東海道線を豊川稲荷から大垣まで行ったり来たりして、「今日こそは米原まで行こう」と決めていたのです。


 土曜日と日曜日の豪雪はすごかったですね。その雪を、名古屋や岐阜で見られるかな、と思ってたのですが、雲一つ無い快晴、すっかり雪は消え去っていました。残念。
 関ヶ原まで行ったらどうかな、という願いも叶わず、それはそれで良いこととしました。先週は風邪がひどかったので、土曜日も日曜日も青空フリーパスで雪を見に行けなかったのが悔やまれます。体調も優れていなかったし、雪が無くて温暖ならそれでも良いやと。

 米原駅で、この日も運行される北びわこSLを見ようと思ったのですが、近江鉄道の時間が迫っていたので、写真撮影も出来ませんでした。有名な駅そば、よもぎそばを食べてきましたよ。380円也〜

 おいしかったのですよ。店員さんも可愛かったし


 これで380円は安いですよ。名古屋駅のかけそばが350円はぼったくりです。ケチだなあ。


 近江鉄道は、所有している鉄道雑誌でも特集が組まれてて、前知識はありました。レトロな駅が多いのは、これは鉄道沿線を歩いて思ったことなのですが、どうも近江の人々は趣味・センスがよくて、建物のちょっとした表具も凝ったものが多く、そうした気質が息づいているのだな、と思いました。
 とくに公共物を大切にしている人が多いな、と思ったのは、トイレが清潔だったり、落書きが地元伊勢に比べて非常に少ないのです。
 近江鉄道の駅員さんも、フレンドリーというか、仕事を通じて人と親しくなる、そんな気質を感じました。これは土産物屋さんやデパートの店員さん皆がそうでした。
 街を歩くだけで、「ん? ここの人々は一味違うぞ?」という感触を得たのは初めてでした。
 「この地で仕事を見つけて、暮らしていけたら、自分はもっと生きやすいかもしれないな」とまでも思ったのですよ。肌が合う、といいますか。



 近江鉄道 高宮駅で、多賀大社に行くため、乗り換えです。ワンマン列車に乗り換えると、これがすごいエンジン音なのですわ。写真も撮りまくりましたよ。
 米原駅から多賀大社前。この時点で460円。往復するだけですでに切符の元が取れちゃいます。
 駅から多賀大社は700mとありますが、参道は店も多く、前述したとおり、レトロな家、凝った家屋が並んでいて、退屈せず、距離も気になりません。
 
 土産物屋さんで、有名なふなずし発見。しかし高ぇ! まだ一度も食べたことないし、酒飲みだからこれは挑戦せねばですよ。後で買うことにして境内へ。

 多賀大社境内の能舞台


 驚きました。能舞台があるとは知らなかったので。感動でしたね。屋外のこんな立派な能舞台を、見たことがなかったのです。高砂神社の能舞台は、使えるかどうか怪しい程痛みが激しかったですし。
 本殿で参拝を済ませてから、長いこと能舞台を見ていました。これからの旅でも、上演していなくとも、能舞台を観に行く、そんな旅行をしてみたいと強く思いました。佐渡島は特に、小さな能舞台が数多く存在すると聞きます。そこに行けば、地元の人が謡を口ずさんでいたりするのでしょうか。

 さて、せっかくフリーキップなのですし、もっと遠くまで行ってみようかと。
 貴生川から、青空フリーパスの使える亀山駅まで行ってみようか? と思い、調べてみると、650円かかるそうです。ワープしてみるのも楽しいですが、よく考えてみると、青春18切符の時に近江鉄道へのアプローチを、亀山経由でしたらいい話なのですよね。
 今年は青春18切符でやってみるべきプランがまた一つ出来ました。

 近江八幡まで行ってみることに。八日市で、長い時間の接続を待ち、その時も沢山写真を撮りました。冒頭の写真が、八日市駅のものです。

 近江八幡まで行き、観光名所に足を伸ばしてみようかと思いましたが、かなり歩かなければならないことに気づき、途中で引き返してしまいました。歩けない距離ではありません。またじっくりと旅してみたいものです。
 近江八幡駅と彦根駅はJRが通っています。ここに来るまでの時間を考えると、「もうここからJRで米原、あるいは彦根まで行ってしまいたい」気持ちにかられました。 帰る時間、伊勢に着く時間を調べてみると、これからの予定を考えてみても、そう遅い時間の到着ではありません。
 「ま、のんびりいくか」
 近江鉄道をこうなったらたっぷり楽しんでしまおうと思います。

 八日市までとんぼ返りです。おみやげのふなずしをどこで買おうか迷いましたが、八日市での接続時間で、デパートか店で購入できないか、あるいは彦根で途中下車して、八日市がダメだったらそこで買おうと目論みます。
 八日市の接続時間は30分でした。駅を出て、メインストリートを歩くと、ほどなく平和堂デパートがあります。飛び込んで生鮮食品売り場に行こうと思いましたが、もう時間がありません。
 近江八幡でも気づいたのですが、この地域はたこやきが6個入りで150円で買えるのですね。好きなので、購入することにしました。
 大急ぎで八日市駅に戻り、やってきた米原行きに乗り込みます。すぐに出発せず、交換に時間がかかります。先ほど買ってきたたこ焼きを食べるのですが、これがまたおいしかったのです。150円とは思えない程。地元伊勢では、6個入りは350円します(最安値)。大変満足でした。


 彦根で途中下車。走って駅前のデパートへ。生鮮食品売り場に行くと、ありました、ふなずしが。しかも1800〜1680円と安い方です。躊躇せず購入しました。
 お土産もゲットして、彦根駅へ。接続が悪ければ、JRで米原に行ってしまってもよかったのですが、このまま近江鉄道で行くことに。
 ホームで待っていると、JRのホームにEF66が入線してきました。聞き慣れない警笛を鳴らしたので、「なんだろう?」と思っていると、今日運行していた北びわこSLが後ろ向きで、たった一両をEF66が牽引しているのです。

 「おおーっ!」

 思わず声を上げて見送ってしまいました。カメラを出すチャンスがなかったので、煙を上げて後ろ向きに去っていくSL。最後の最後に、良いものを見せてもらいました。


 この日の近江鉄道の旅は、非常に楽しかったです。書いていないエピソードもありますが、こんなに大満足できるとは思ってませんでした。
 青空フリーパスの範囲外を、ワンコインでさらに遠くへ・・・そんな小旅行を楽しみたいなら、ぜひ米原から近江鉄道に乗ってみませんか?
 

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東海道本線を、豊橋から大垣まで乗ってきました
 東海道本線は、青空フリーパスではえいやっとばかりに跨いでばかりでした。関西本線を快速みえでやってきて、名古屋駅から下呂へ、中津川へ、そんなルートしか使っていなかったのです。
 富山フリーパスの時は、名古屋駅から特急しらさぎで米原経由しました。その時以来ですね、東海道本線は。
 今回は、豊橋から飯田線に乗り、豊川稲荷へお参りに。そしてとんぼ返りで今度は名古屋を経由して大垣駅へ。新快速を利用して、天下の東海道本線を走り回る青空フリーパスとなりました。


 名古屋駅で、東海道本線のホームに立つのは珍しいことです。313系の新快速の、接続は非常にスムーズでした。
 シートも心地よいですし、何より今まで快速みえのエンジン音を一時間以上も聞き続けた自分にとって、電車の車内は静かだと思い知らされました。なにより、振動がほとんど無く、気持ちの良いこと! 尻がムズムズする程なめらかに走る313系。良い車両です。

 新快速ですから、停車駅は少なく、高速で距離を稼いでいきます。蒲郡の辺りまで来ると、海も見え始め、私は東海道本線の車窓をただじっと眺めるばかりです。
 JR東海というと、二見駅より向こうか、紀勢線の梅ヶ谷駅を超えて紀伊長島に至らなければ海は見えるものではない。そう思いこんでいたので、蒲郡から海が見えるとちょっと感動でした。
 昔、ラグーナ蒲郡に行ったことがありまして、その時に東海道本線を湘南色の113系が走っていくのを見たことがありました。地元伊勢ではキハ11ぐらいしか見たことがありませんから、113系は遠目に見ても新鮮でした。あの頃から思えば、自分がこんなにJRに乗りまくるようになるとは予想もしませんでした。


 豊橋駅に到着。飯田線に乗り換える前に、鳥みたいな面構えの117系を撮影。正直こんなところで走っているとは思いませんでした。東海道線なのに。

117系は、草津駅でしか見たことがなかったのです


 でもよく考えても見れば、天下の東海道本線だからって、線路がプラチナで出来ているわけでもなし。用が足せればそれでよいのです。でもコレ、草津線で乗った時は内装も古いし揺れも激しいので、失礼ながらボロいという印象しかなかったのです。

クモハ119−5103


 豊橋駅から飯田線に乗り換え。クモハ119のお目見えです。飯田線だから覚悟してましたけど、ボロい(失礼) 向こうのホームに名鉄のパノラマカーが停まっているため、余計に見比べてしまいます。
 長い停車の後で、いよいよ発車です。走り始めてしばらくは、東海道線と併走します。そしてすぐに停車駅。船町駅なんですけど、あまりに狭いホームにビックリ。島式ホームなんですけど、紀勢線の梅ヶ谷駅みたいに、階段を下りて駅の外に出るタイプの駅でした。
 これが生まれて初めての飯田線でしたが、色々と新鮮でした。とくに乗っていたクモハ119。あまりにも騒々しい上に、よく揺れること。

 名鉄線がつかず離れずで追いかけてきて、豊川駅でようやく合流です。

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 クモハ119の運転室から、右側ドアまで、鉄パイプで仕切りがしてあります。これも初めて見ました。駅での乗降時に、運転手が右側ドアまで言って、安全な乗降を確認、再び運転席に戻る、という動作を見て、
 「あれ? 今までこんなの見たこと無かったぞ」
 ローカル線である名松線ですら、そんなの見た記憶がないのです。運転手がわざわざ右側ドアに歩いていく、そのために柵を設けて乗客が入れないようにしてあるのでしょう。運賃箱もないですからワンマン運転もしていないのでしょう。車掌さんがいたのを覚えています。


 さて、駅から豊川稲荷は歩いて5分ぐらいのところにあります。ここではじっくりと時間を掛けて参拝し、帰りには参道の土産物屋をのんびり見て歩きました。小さい頃からCMで見ていた、ヤマサの竹輪があるのに感動。

 参道の酒屋で珍しいワンカップを購入。
 ふと気づくと、道の向こう側。横辻の奥まったところに、薬師堂のある小さな広場がありました。薬師堂といっても、昔の集会所のようなお寺です。そこで参拝を済ませてから一休み。めぐすりの木の傍にあるベンチに腰掛け、持ってきたおにぎりを食べました。
 参道の、今までの喧噪が嘘のように静かでした。静かに日差しの下でおにぎりを食べていると、近くの屋根の上に猫が丸くなってこちらを見ているのに気づいたり。
 ここで盆踊りとかするのかな? いや狭いから無理だとか考えたりして、次なる目的地に向かうため、そこを後にしました。

 ここでかなり長いこと休んでいました



 さて、再び豊川駅から豊橋駅へとんぼかえりです。本当はワイドビュー伊那路で、もう少し行けるところまで行ってみようか、とも思いましたが、13:17まで待たねばならず、諦めて豊橋へ。

 豊橋駅では改札を出て、路面電車を撮影です。短い時間でしたが、走り回って沢山写真を撮りました。

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 やはり路面電車は良いものです。コレがあると妙に都会な気がするのが不思議ですね。

 さて、豊橋駅で駅そばでも食べようか、と思ったのですが、時間も迫っていたため、「名古屋駅で降りて、そちらで食べよう」と考えました。実は、豊橋駅の駅そばは300円、名古屋駅のそれは350円だったのです。もったいなかったー(ケチ

 そんなわけで名古屋駅でわざわざ降りて、かけそばを食べます。この時はすっかりお腹がすいていました。この日は寒かったですし。とはいっても、「寒波が来る」というわりには、思ったよりは寒くなかったのです。ですから翌日の日曜日、朝に窓を開けて雪が積もっているのを見た時は驚きましたね。


 次発の新快速に乗り、一路、大垣へ。
 米原まで行ってみようかと思いましたが、実は米原は、次回に回そうと思っていたのです。
 といっても、この時期に走っている北びわ湖SLに乗る、というのではなく、

 「米原まで青空フリーパスで行き、そこから近江鉄道の一日乗車券を購入、乗り鉄してくる」

 という計画があったので、この日に無理に米原まで行く必要はなかったのです。それに、大垣から先が、有名な関ヶ原越え本数が少ない上に鈍行しか走っていないという難所でしたから、帰りの時刻を照らしてみても、この日は大垣が限界でした。

 大垣駅では、再び普通の117系を発見。
 「なるほど、豊橋以東もそうだけど、大垣以西でも、鈍行には117系が控えてるんだな」と妙に納得。

 さて、次の豊橋行き新快速に乗るためには、14:10の列車に乗らねばなりません。13:29に大垣に到着したので、40分程度の時間で大垣駅を調査です。


 樽見鉄道を撮影。まだ乗ったことがないので、いつの日か、乗ってみなければと思います。

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 大垣駅には去年、まだ養老線が近鉄だった頃に、週末フリーパスで乗りに行きました。ですので懐かしい駅です。養老鉄道になってしまい、伊賀鉄道と同じく、安価にフリーパスで乗ることができなくなった以上、あの改札を私がくぐるのは遠い未来のことになりそうです。揖斐駅まで乗り通しておくべきでした。今更ながら悔やまれますが、養老の滝を見に行けただけでも、当時の自分を誉めてやりたいものです。

 あの日は、大垣城まで歩いていったのでした。駅前の車掌車も撮影しましたし、水の街、大垣の言葉通り、湧水の多い町並みを歩いたことが思い出されます。
 そして、大垣には美味い地酒も多いのです。岐阜の各地から地酒は集まっていますが、ここ大垣にも、トロリとした濃厚な濁り酒、『白川郷』があるのです。これの清酒が、駅ビルのデパートでも購入できます。興味のある方は是非どうぞ。

 駅の近くにも沢山の種類を扱う酒屋はあります。それを知っていたので、飲んべえの私は足早に商店街を走り、懐かしい酒屋に飛び込んでワンカップを買い求めました。


 さて、そろそろ帰りの時間です。駅ビルのパン屋で、明太子フランスパンを買い、まだ乗客の少ない新快速のシートに落ち着くと、パンをかじって腹ごしらえです。今日はそれなりに色々食べたつもりでしたが、妙にお腹のすいた一日でした。日曜日は熱を出してしまったため、もうこの頃には体調が悪かったのかも知れません。

 大垣から豊橋まで、運賃は1890円。東海道本線を行ったり来たりした一日でしたが、これだけで充分に青空フリーパスの元を取れました。快速の走る区間でしたら、ストレスを感じることなく、青空フリーパスの旅を楽しめると思います。今度はもっと沿線の魅力を見出すような、そうですね、蒲郡の温泉や、岐阜駅周辺の見所を探す旅もしてみたいものです。
 名古屋で途中下車して駅そばを食べても、次発の快速にはちょうどよい時間で乗ることができます。皆さんも是非、大垣 〜 豊橋 間の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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