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伊勢ノ国 BLOG
 三重県の旅行、あるいは三重県の方が県外に旅行する際に参考になればと。フリー切符や三重県各地の見所・ポイントをアドバイスしていきます。
パールロードの寂しさ
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 ある意味、パールロードの起点と言ってもいい麻生浦大橋。他所で作られて船でここまで運ばれ、潮汐の差で架橋されたという。橋が架かるまでは交通の便も悪く、鳥羽から今浦、相差まで船の定期便があった。陸路で行き難かったんだな。

 この辺りを今浦と呼ぶが、父が釣り好きだったために小学生の頃からここにはよく来ていた。ただ、南勢町に比べて少々遠いので、疲れた子供の頃の私には行きと帰りが辛かった記憶がある。とっぷり日の暮れた鳥羽市内を走る頃には
 「まだ鳥羽なんだ・・・」と溜息をついたものだった。

 パールロードというと、華やかなイメージがあるが、私には寂しげな印象が強い。鳥羽から今浦までの道はいまだにカーブが連続する大変な道で、能楽の慰労の会で御相伴に預かる時も、旅館のバスでここまで来るのがかなり辛いものがあったりする。道が良くなって走りやすくなるのはここから。

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 マピオン地図

 昔は有料道路だったが、今では全線無料開放された。無料になる直前に、職員による通行料金横領が発覚したニュースがあったっけ。無料開放されてからも、長らく走ったことが無かったのは、ドライブやツーリングにさほど興味が無かったこともあるな。
 今浦の辺りは、冬の牡蠣料理が有名で、訪れた人は多いと思う。しかし、そこから少し走れば、閑散とした道が始まる。
 写真の建物を見て、
 「潰れたホテルか?」と思い、写真を撮ったのだった。望遠で観てみても、人の影も無く、華やかさを感じられない。まさか有名なホテルだとは思わなかったな。

ousatu.jpg

 先のホテルを、廃業したホテルだと思ったのは、実を言うと無理もない。パールロード沿いには、閉鎖した民宿がいくつかあって、鉄筋の見事な民宿跡は物悲しさを思わせる。
 健闘しているホテル・旅館も多いが、廃業した道沿いの旅館は何らかの形で活用しないと、観光に来た人には陰気さを感じさせてしまうことだろう。湯ノ山温泉の廃墟や、笠置の廃ホテルを見たことのある人には分かってもらえると思うが、観光地の廃墟は陰鬱なことこの上ない。
 鳥羽市街とは言っても、安楽島は企業の保養所がたくさん建てられ、バブルが弾けるとともにその多くが廃墟になった。保養に来た大企業の社員目当てのバーやテニスコート、スポーツ施設も、立ち行かなくなったところがたくさんある。つい最近だが、自分の知っているペンションも、ようやく廃業を決定した。あの時のバブルが後十年続いていたら、もしかしたら今と違う光景もあったのかもしれない。

 パールロードが開通したとはいえ、やはり観光客は鳥羽で足止めされるもの。鳥羽から今浦までの道路を思うと、スポーツカーで走るのが好きな人なら苦も無く楽しみながらやってくるはず。しかし、バスで揺られながらお年寄りが、となると話は別となる。

 パールロードは高台を走るため、漁港や民宿街は遥か遠くに見下ろす形となる。茫洋たる海。水平線はくっきりとではなく、たいてい霞んで浮かんで見える。車やバイクを降りて景色を眺める時、日いずる地としての活力を覚えないのはなぜなんだろう

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 パールロードの休憩所。高速道路のサービスエリアと違うところは無いはずなのに、人気の少なさゆえに寂しさてんこ盛り。かかっている有線のBGMも、寒々しくて嫌になる。冬の寒い時期に来ると余計胸に迫ってくるな。
 朝熊山のスカイライン休憩所も、ここと同じ寒々とした雰囲気が漂っている。ここのトイレは非常にきれいで驚く。着たら訪れてみることを勧める。使う人が少ない、ってことなんだろうけど。

 伊勢志摩は文人墨客はもちろん、映画俳優や芸能人にも深く愛され、カドカワ作品などのイメージが奇妙なほど親和度が高く覚えるのだけど、この休憩所で『セーラー服と機関銃』のテーマソングが流れてきた時、寂しさと鬱が勝って死にたくなった。

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 恋人と二人でここを訪れて、写真を撮ってもらうのに人を探す必要など無い。そんな心遣いあふれるフォトスタンドが用意されている。もちろんぼっちの旅人にとっても便利だ。一人でいそいそとカメラをセッティングしているところを見られたら身投げしたくなるほど恥ずかしいけど。

 この展望台は広大な駐車場があり、ヘリポートも設けられている。そういえば地元の有名旅館にも、ヘリポートがあったっけ。
 「そうか。志摩地方へ訪れる裕福な人は、クラシックカーやスポーツカーはもちろん、ヘリで訪れる、なんて人達もいるんだろうな」
 とんでもない山奥にあるメナード青山リゾートも、本来は富裕層が自家用ヘリを持つようになる未来を見据えていたのかもしれない。ここまで高速道路網が発達するとは予想も出来なかったことだろう。

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 志摩地方のリアス式海岸特有の、高低差のほとんど無い丘陵と植生。そういえば朝熊山の説明版を読んで知ったが、あの山の頂上付近まで、本来ならば海岸に多い植物が自生している特長があるらしく、驚いたことがある。
 そうだ、もう少しパールロードの付近に家並みや別荘があればいいのに、ここの寂しさは人の気配が遠いことなんだ。

 車やバイクの群れから離れると、一人で延々と走り続けることになるのがこの道の特色。渋滞になったことなど開通以来、無いのかもしれない。ベンリィで走っていると、リッターバイクのマスツーリングとすれ違う時、己の貧相さに苦笑してしまう。

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 的矢湾が近づいてくると、パールロードも雰囲気が変わってくる。行く手に巨大なホテルが見えてきたとき、結構感動するものがあった。この長い坂をまっすぐ走る時、次第に近づいてくる高層ビルが圧巻。ここまでくればスペイン村もすぐそこだ。

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 信号待ち。二つのホテルをファインダーに収めたいけど、大きすぎて入らない。ここまで走ってきて、自分の目で確かめることをお勧めする。信号を渡ってすぐ、的矢大橋が見えてくる。今回はここまでとしたい。

テーマ:バイク - ジャンル:車・バイク

横山展望台にてラーツー
pearlr2.jpg

 ツーリング中に頭の中で、【(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! が延々と流れてくるわけですよ、ええ。

 そんでもって、あるところまでくると、「バカめ! ケイネスは(ry」というテロップが右から左へ流れてくわけですわ。もうね。

 ちなみにパールロードは、展望の良い休憩所がたくさん設けられています。走っていて気持ちの良い道ですが、のんびり風景を撮影して、お弁当休憩にするのも良いものです。
 ここでラーツーをしても良かったのです。風もほとんど無風状態でしたし。しかし今回は、目的地があったのでそこまで足を伸ばすことに。


 横山展望台 マピオン地図

 ここはまだ訪れたことが無かったため、どんなものなのか調査ツーリングを。行ってみて分かりましたが、近鉄 志摩横山駅から、歩いていくとちょうど良いハイキングコース。低山中の低山ですが、駅から歩けばよい運動量になるでしょう。駅前から案内看板もあり、しかも途中の道は風光明媚。

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 駐車場です。ここから展望台は、木製のスロープを歩くと距離があるように思えますが、石段を登っていけば拍子抜けするほどにすぐそこなのです。

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 美しいリアス式海岸の一大パノラマ。動画でも撮影しました。一枚の写真では、感動を伝えきれず。御木本幸吉翁が愛された光景、というのも頷けます。湾内が赤く染まる夕焼けが特に美しいとか。

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 ここでおっぱじめることにしました。観光客がかなり登ってきますが、この場所は不思議と誰も来ず。やると決めたからにはお湯を沸かすまで時間の勝負であります。

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 こんな感じで。ちょうど展望台の方からは、机が何をやっているか隠してくれるのですねぇ。今回は坦々麺であります。500mlを15分で沸騰確認。天気も良く、風も少なかったですからね、お湯が沸くのも早かったです。

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 いただきます。ベンリィの傍で食べられれば良かったのですが、それはまあ諦めます。

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 撤収はこんなにコンパクト。今のところ、インスタントコーヒーや炊飯に手を出していませんが、今は無理をせずカップめんのみで。どうせツーリングのことですから、あちこちでつまみ食いもしますし、うちから持ってきたクッキーを食べるだけで簡単に済ませました。

 ラーツー道具をベンリィのBOXに片付け、身軽になって広い横山を少し歩いてみました。展望台はここだけではなく、数箇所に設けられています。撮影に適したシーズンや、初日の出を迎える人もいるのでしょうね。
 初めて訪れた横山で、果たしてうまくラーツーが出来るのか不安でしたが、結果は成功でした。駐車場に公衆トイレもあり、環境は最高でした。ゴミの後始末はきちんと。地元の方に迷惑のかからないように気をつけてください。

 この日は大王崎まで足を伸ばし、パールロードを走って帰りました。そのツーリングについて、ぼちぼちと描いてみたいと思います。

テーマ:バイク - ジャンル:車・バイク

伊勢のドライカレー クック
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 若かりし頃の、色々と痛い思い出が蘇るので、伊勢市内はあまりうろついていないです。遠出の旅行を好んでいたのはそのせいでもあったりして。
 やっと最近、「開き直る」という裏技を習得して、懐かしい場所も出歩けるようになりました。自炊・家飲みの私にとって、外食は滅多にやらないことなんですね。伊勢の学生たちが親しんでいる、モリのスパゲティやまんぷく食堂のからあげ丼も、学生のころは一度か二度しか食べに行ったことがありませんでした。

 今回、久しぶりに訪れたキッチン クックも、思えば一度しか行ったことがなかったな。今回は十数年ぶりの再訪です。

 松尾の観音寺は、もう花も終わっていました。神道博物館で展示を観て、午後からいせとぴあの能楽が始まる前に、食事をどこでとろうか考えて、こちらにした次第。そういや勢田川でセイゴが大量に遡上してきたのはどうなったんだっけ。自分も見に行って、「よくもまあこんな汚い川に」と群れを見下ろしました。

 昨夜は震えるほど寒く、今朝になっても風の強い一日に。五月になっても雹は降るし、陰鬱になっちゃいます。
 「陰気は払って、陽気に生きなきゃね」
 強風のためにベンリィに乗っていても危ないくらいで、遠出できない悔しさを、久々のしない探訪ですごそうかと。
 なぜか、ドライカレーしかないと思ってたんですけど、メニューは結構豊富。でもここは懐かしのドライカレーで。他のテーブルを見回すと、美味しそうな鉄板スパや盛り付けの美しいフライ定食が。注文してしばらくすると、席が一杯で待ちのお客さんが出るくらいの繁盛ぶり。

 観音寺のパンフを読みながら、学生の頃を思い出します。お布団にもぐりこんで頭抱えてシャウトしたくなるような恥ずかしい思い出とか、黒歴史。懐かしいクラスメイトの顔が浮かんでは消えて。あれ? 楽しかった思い出は?

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 そう、これこれ。ドライカレーに、ルーが付く。700円なり。十分おなか一杯になります。お味はそんなに辛くないのですが、スパイスが効いていて汗が流れること。御飯と一緒に炒められた具が様々な食感を生み出して、ルーの乗っているところと、そうでないところを交互に食べると変化があって美味しい。

 食後、いせとぴあへ。昔は立ち客がでるほど盛況だった伊勢の能楽文化も、今となっては寂れる一方。黄昏の時代なのか、はたまた黎明の時なのか。思えば学友たちも今はどこへやら。伊勢にも歌舞伎が流行っていたのに、古市が廃れてから賑わいも潰えました。
 「隠れてしまった伊勢の興隆を、誰かが岩戸をこじ開けて、迎え奉らなければならないんだろうな」
 再び伊勢から新たな潮流が生まれて、巨大な劇場やら芸術センターが出来たら、私はそこのガードマンになって一生を送りたいな。いい加減に将来を心配しなくて済む時代になって欲しいっす。

テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

R2(ラーメンツーリング)をするお!
 詳しくは、バイクと! 様の以下のページをお読みください。

バイクと! : ラーツーのすゝめ 2012年4月 -その1-


ラーツー とは、バイクでツーリング先に向かい現地でカップ麺を食べることである。
(ニコニコ大百科より)


ツーリング先でカップメンを食うのが楽しみな人が集うスレ
麺の種類にはこだわらず、お湯は持っていっても現地で沸かしてもOKです。
ツーリング先の壮観な景色と美味そうな写真をうpしてみんなで楽しみましょう。


▼基本はカップメンですがその他の食べ物でもOK
▼火の取り扱いは厳重に
▼sageてマターリいきましょう
▼荒らしや煽りは無視・放置
▼喧嘩はほどほどに

※重要
・火の取り扱いは厳重に
・残ったスープやお湯、ゴミ等は持ち帰る等適切に処分汁!
・社会通念上不適切と思われる場所での野点ツーは止めよう!
・家に帰るまでがラーツーだ!安全運転で無事故で帰還汁!


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 本当はもっと遠くへツーリングに行きたかったんだけど、色々と用事があったんで、近場に決めたお!

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 目当てにしていた堤防沿いの東屋は工事で入れなかったから、ここにしたんだお。
 逆に堤防がうまく風除けになって、都合が良かったお。

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 ところで諸君、これを見て欲しい。

 百円ショップで売っているアルミのコンロパネル。なぜ二つあるのかというと・・・・

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 こう組み合わせて洗濯ばさみ、あるいは書類を留めるクリップを使えば、こんな感じの風防になるんだお。
 もしあまりにも風が強いようなら、3枚のアルミパネルで、上の部分も覆ってしまうと良いお!

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 これもまた百円ショップで売っている陶器製の五徳だお。
 旅館で小さな釜飯や鍋を温めるアレだお!
 本当は鉄製のものが欲しいんだけど、見つからないんだお。この陶器製の五徳だって、散々探し回ってようやくゲットしたんだお。

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 鍋に水を入れてセットだお!
 鍋と五徳の重さで多少の風でもパネルは飛ばないけど、なるべく用心はしといた方がいいお。それと鍋には400ccぐらいにして、あまり一杯水を入れないほうが良いお。このアルミ鍋で1リットル入るけど、沸かすのに時間もかかるし、安定も悪いからひっくり返ったりしたら目も当てられないお。

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 お湯が沸くまで、砂浜を散歩するお! 海を眺めていると、時間が立つのも早いんだお!

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 ちなみに固形燃料は20分きっかりで燃え尽きるお。釜飯セットなら、20分であんなに美味しい釜飯が炊けていたなんて、今思えばよく出来ているものだと思うお。

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 ベンリィの傍で食べるんだお!
 ちなみにこのカップめん、汁はこっそり捨てようかと思ってたけど、飲み干してしまうほど美味しかったんだお! 最近のカップめんは侮れないお・・・・

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 ふう・・・・どうして人は争いをやめないんだろう・・・・


 ごちそうさま! 撤収するお!
 五徳は鍋の中にジャストフィットするお。ちなみに固形燃料を置く小さな皿は、そのままでは輸送時に割れる恐れがあるので、軍手の中に入れて詰めるとちょうどいいお。

 今回は上記のセットを初めて試した実験のR2だったお。海辺は風が強いから、お湯を沸かす場所と風防に工夫が要るけど、百円ショップの道具でここまでうまくいくとは自分でも思わなかったお。
 固形燃料は一個で済ませたけど、季節によってはカロリー不足かもしれないお。あらかじめ固形燃料は2個持っていくと良いお。
 ベンリィのboxなら、カセットコンロも簡単に運べるお。R2やキャンプ初挑戦の時は、無理せずカセットコンロを持って行った方が失敗しないかもしれないお。同時に釜飯を炊いてみたい、パックライスをお湯で戻したい、という人なら、上で紹介した百円ショップの五徳を使ってみるのもいいかもしれないお。


 以上です。後始末はきちんと。地元の方に御迷惑のかからないようにR2を楽しんで欲しいお!

テーマ:バイク - ジャンル:車・バイク

朝熊山 鳥羽岳道の飯盛山からの眺望
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 伊勢市民であっても、伊勢志摩スカイラインを利用するのは、葬式の後で金剛証寺に卒塔婆立てに行ったり、回忌詣でのときぐらいでしょうか。登山は二、三年前に行ったきりかな。ツツジのシーズンですので、近いうちに登りに行くつもりですが、このスカイラインから、青春18きっぷの撮影ポイントがあることは知っていました。

 しかしマイカーでは1220円、スカイラインのサイトでコピーした割引券を使えば2割引してもらえるとはいえ、なかなか赴く気になれず。どうせ春になったら登りにいくし、その時にまた、とか思ってました。

 しかし近鉄 池の浦駅からほど近く、鳥羽岳道と呼ばれるコースから、よく似た眺望が得られることがネットの情報で分かり、行ってみることにしました。

 ところがこの鳥羽岳道、今となっては登る人も少なく、登山界の人が年に何度か登山されるだけ。かなり道は荒れていて、しかも猪が地面を掘った跡が延々と見つかる始末。木々は生い茂って陰鬱と暗く、一人で登る道ではありませんでした。
 飯盛山山頂、展望が聞く場所まではさしたる高度はないものの、考えてもみれば海抜ゼロから登るようなもので、普段の山登りとは勝手も違います。猪に遭遇して突撃でも食らったら冗談では済まされなず、携帯も通じないので久々に怖々とした登山に。いやあ、近場にこんなスリル満点の山があったとは。

 なんとか展望岩に取り付き、三脚を固定して上記の写真を撮りました。

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 この日は天候も悪く、地表を照らす光の裂け目が見えるほど。ごらんのとおり、明るさも足りず、自分のカメラの望遠では画質も悪い。以前も書いたとおり、使用しているカメラはCASIOのEXLIM EX−ZR100 倍率12.5ですが、光学ズームの限界以上はデジタル処理のズーム機能。これでは遠望写真は限界があります。

 「これがデジカメの限界か」
 いや、もっと高品質のデジカメを買えばいいわけですが、家で死蔵されているフィルム一眼レフに手を出そうかと思案中。地元の鉄道も、いつまで今の姿をとどめているか分からず、記録写真を撮るつもりなら、フィルムカメラに回帰せざるを得ないのか・・・・悩むところであります。

 このあと、快速みえを撮影するまで待って、天候が悪化して雨が降り出し、私は不完全燃焼のまま下山しました。熊野古道 馬越峠の、銚子川眺望は、もっと良いカメラを手に入れてから、になりそうです。

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:趣味・実用